ツールやAIを使いこなす。テストの自動化を学ぶAuto Test Panelを開催しました。
テストはシステムの品質を高めるために必須の要素です。その種類は多岐にわたります。ユニットテスト、結合テスト、負荷テストなどなどテストすべき内容は多数あります。
今回はそうしたテストの中でも特に自動テストについて学ぶAuto Test Panelを開催しました。
登壇いただいたのは以下の三人になります。
– 朱峰 錦司さん@株式会社ベリサーブ(プロダクトマネージャー)
– 伊藤 望さん@MagicPod(CEO)
– おだしょーさん@mabl(Quality Avdocate / Product Marketing)
イベントの動画はYouTubeにて配信しています。
自己紹介
パネリストの皆さんの自己紹介です(3.33から)。
テストはプロジェクトのいつの時点で開発すべきでしょうか
ベリサーブの朱峰さんからはシステムの安定した部分から作り込んでいくべきと言うお話がありました(12:14から)。
100%完璧なテストはないと思いますが、だとしたらどの点に注力して行うべきだと思いますか?
MagicPodの伊藤さんからはテストを毎日行うことで、小さなバグは適宜見つかるという指摘がありました。テストを定期的に繰り返すためにも自動化はとても大事です(23:31から)。
テストにおけるアンチパターンはありますか?
mablのおだしょーさんからはすべてテストすると言った発想はまず捨て去るべきと言うコメントがありました。すべてやろうとするから、抜け漏れが発生しがちと言うことです(41:53から)。
MagicPodの伊藤さんは[良くある失敗パターンと題したスライドで紹介してくれています(45:38から)。
テストエンジニアとプログラマーと上手にコミュニケーションする良いアイデアはありますか?
ベリサーブの朱峰さんからはテストエンジニアにおいても様々なツールを使いこなし、プログラマーと対等な立場で対話すべきというお話がありました(59:05から)。
AIが流行っていますが、自動化テストで活かせる場面はありそうですか?
MagicPodの伊藤さんからは、実際にChatGPTを使ってSelenium向けのコードを生成するデモを紹介してくれています(1:09:55)から
まとめ
昨今のAIやCI/CD、DevOpsの流れもあり、テストを自動化する流れはどんどん速まっていると感じます。テストエンジニアとしては、そうしたテクノロジーを活用して自動化、省力化を進めていくべきでしょう。
blastengineではAuto Test Panel限らず、プログラマーやエンジニアの方にとってためになるイベントを開催していきます。ぜひconnpassページをチェックしてください。