今注目のプログラミング言語「Rust」について学ぶRust Panel Discussionを開催しました
プログラミング言語は多々ありますが、今注目度の高いものとしてRustが知られています。C/C++の代わりに使われたり、WebAssemblyの開発言語としても利用されています。
今回はそんなRustについて、様々な観点から識者の方に話をうかがうRust Panel Discussionを開催しました。
登壇いただいたのは以下の三人になります。
– 山本一将さん(ユニークビジョン株式会社)
– chikoskiさん
– 米内貴志さん(Flatt Security)
イベントの動画はYouTubeにて配信しています。
https://www.youtube.com/watch?v=Zai7hgT7PpQ
自己紹介
パネリストの皆さんの自己紹介です(4:32から)。
どういった目的でRustを使っていますか?
ユニークビジョンの山本さんは、自社サービス開発の中でRustを使われています。ユニークビジョンは全社でRustを導入しているという、珍しい会社でもあります。(14:44から)。
Rustでお勧めできる利用ケース
chikoskiさんからはWASM(WebAssembly)の話がありました。その中で、バイナリ化したとしてもWASMはテキスト化できるので、そこがWebっぽいという面白い指摘がありました(37:15から)。
逆に向かないかなと思うケース
Flatt Securityの米内さんからは、ちょっとしたもの(今しか使わないようなもの)を作るのは向かないかなという意見がありました(59:17から)。
お勧め・好きなCargoライブラリ
ユニークビジョンの山本さんからはtracingが挙がっています(1:09:35から)。他の言語では同様のログ出力ライブラリがなく、Rustを使っていて良かったと感じるそうです。
Rustを学習する際にお勧めのコンテンツ・書籍
Flatt Securityの米内さんからはThe Rust Programming Language 日本語版が挙がっています(1:19:02から)。チュートリアルとしてもよくできているとのことです。chikoskiさんからはGoogle製のComprehensive Rustが挙がっています(こちらは英語です)。
まとめ
Rustは注目されつつも、まだ手を付けている方が多くない言語でもあります。このパネルディスカッションをきっかけに、ぜひRustを習得してみてはいかがでしょうか。
blastengineではRust Panel Discussion限らず、プログラマーやエンジニアの方にとってためになるイベントを開催していきます。ぜひconnpassページをチェックしてください。
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