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Gmailアノテーションとは?プロモーションタブで開封率を劇的に上げる最新手法

更新日:
執筆者: 森神 佑希

「せっかく送ったメルマガが、プロモーションタブに入ってしまって読まれない」多くのマーケティング担当者が抱えるこの悩みですが、実は「プロモーションタブに入る=悪」という常識は変わりつつあります。

Gmailのアノテーション(Annotations)機能を活用すれば、プロモーションタブという「競争の激しい場所」で、自社のメールを画像付きのカード形式で最上部に表示させることが可能になります。

開封される前から割引クーポンや商品画像をアピールでき、クリック率を劇的に向上させるこの技術は、「知っているか否か」で大きな差がつく重要な施策です。

本記事では、Gmailアノテーションの基本的な仕組みから、JSON-LDによる具体的な実装方法、そして表示させるための厳格な条件(許可リストへの登録やDMARC対応)までを、エンジニアとマーケター双方の視点で徹底解説します。

目次

Gmailアノテーション(Gmail Annotations)の基本概要

アノテーションのサンプル画像

Gmailアノテーションとは、Gmailの「プロモーション」タブにおいて、メールの一覧表示をリッチな形式にアップグレードするための機能です。通常、受信トレイには「送信者名」「件名」「プリヘッダー(冒頭文)」の3つしか表示されませんが、アノテーションを実装することで、画像、割引バッジ、プロモーションコード、有効期限といった視覚的な情報を追加できます。

プロモーションタブでの「リッチな表示(Rich Previews)」の仕組み

アノテーションが適用されたメールは、単なるテキストのリストではなく、「カード型」の特別な表示に切り替わります。特にスマートフォンのGmailアプリでは、プロモーションタブを開いた瞬間に、画面の大部分を占有する形でこれらのカードが表示されるため、ユーザーの視線を独占することができます。

この表示は、メールのHTMLヘッダーに記述された構造化データ(Schema.org形式のメタデータ)をGmailが読み取ることで生成されます。つまり、メール本文のデザインとは別に、「受信トレイでの見え方」をコードで制御する技術と言えます。

なお、このリッチな表示は主にAndroidおよびiOSのGmailモバイルアプリで機能し、デスクトップ版のブラウザ表示には影響しないことが多い点に注意が必要です(※Googleの仕様変更により変動する可能性があります)。

なぜ今、Gmailアノテーションが注目されているのか

最大の理由は、「メールの開封前」が非常に重要になったからです。1日に数十通、数百通のプロモーションメールを受け取る現代のユーザーは、件名だけを見て一瞬で「開くか、削除するか」を判断しています。

アノテーションを活用すれば、メールを開封させるというハードルを越えずとも、以下のような情報をダイレクトに伝えることができます。

  • 「全品20%OFF」という強力なオファー
  • 「魅力を凝縮した商品画像」による視覚的訴求
  • 「あと3日で終了」という期限による焦燥感

また、Gmailには機械学習によってユーザーにとって価値が高いメールを選別し、プロモーションタブの最上部に「Top Picks(トップピック)」として固定表示する機能があります。アノテーションを実装することは、このTop Picksに選ばれる可能性を高め、その他大勢のメールから頭一つ抜け出すためのチケットを手に入れることと同義です。

BIMI(Brand Indicators for Message Identification)やVMCの普及により、送信者の信頼性が可視化されるようになった今、アノテーションによる「中身の可視化」は、次なる差別化要因として急速に重要性を増しています。

表示できる主な要素と種類

現在、Gmailアノテーションで表示できる主な要素は以下の通りです。これらを組み合わせることで、目的に応じた最適なプレビューを作成できます。

Deal Annotations(取引アノテーション)

最も一般的な形式で、一つの強力なオファーを訴求するのに適しています。

  • 割引バッジ: 「20% OFF」「送料無料」などの緑色のバッジを表示します。
  • プロモーションコード: 「SAVE20」「WELCOME」などのクーポンコードを表示し、コピーしやすくします。
  • 有効期限: オファーの終了日時を表示し、緊急性を演出します。

Product Carousels(商品カルーセル)

複数の商品を並べて見せたい場合に有効です。

  • 複数の画像: 最大10枚程度の画像を横スクロール(カルーセル)形式で表示できます。
  • カタログ的な訴求: 新着アイテムやランキング上位商品を並べることで、ユーザーの興味を惹きつけます。

Expiration Dates(有効期限の強調)

すべてのタイプのアノテーションにおいて、「期限」は非常に重要な要素です。期限を設定することで、Gmailは「有効期限が切れる直前」に、再度そのメールをTop Picksに浮上させる処理を行うことがあります。つまり、1通のメールで「送信直後」と「期限直前」の2回アピールするチャンスが得られるのです。

導入による具体的なメリットと効果

アノテーションの導入は、単に見栄えを良くするだけではありません。マーケティング数値に直結する具体的なメリットが存在します。

開封率(Open Rate)とコンバージョン率(CVR)の向上

アノテーションの効果に関する多くのケーススタディにおいて、最も顕著なのが開封率とクリック率の向上です。画像やバッジが表示されたメールは、テキストだけのメールと比較して視認性が圧倒的に高く、ユーザーの指を止めさせます。

また、逆説的ですが、「メールを開かなくても中身が伝わる」こと自体がコンバージョンに寄与します。
例えば、「20%OFFクーポン」が受信トレイで見えていれば、ユーザーはメールを開封せずにその情報を認識し、後でサイトを訪れて購入するかもしれません。アノテーションにおいては、「メール開封」は必須のプロセスではなくなり、より直接的な「サイトへの誘導」や「購買意欲の喚起」が可能になります。

「期限(Expiration)」の強調による緊急性の創出

マーケティングにおいて「限定性」や「緊急性」は強力な武器ですが、アノテーションはこれをシステムレベルで支援します。「あと2日で終了」といったバッジが自動的に表示されることで、ユーザーのFOMO(Fear Of Missing Out:取り残される不安)を刺激し、先延ばしを防ぎます。

前述の通り、有効期限が迫ったタイミングでメールが再度ピックアップ表示される仕様も相まって、セール終了間際の「駆け込み購入」を強力に後押しします。

ブランド信頼性の証明

実は、アノテーションが表示されること自体が、「Googleに認められた送信者である」という証明になります。後述しますが、アノテーション(特に画像付きのもの)を表示させるためには、Googleへの申請や厳しいドメイン要件をクリアする必要があります。

リッチなプレビューが表示されている企業は、「セキュリティ対策が万全で、Googleの審査をパスした信頼できるブランド」であると、ユーザー(そして競合他社)に印象付けることができるのです。

Gmailアノテーションの実装方法と技術要件

ここからは、実際にアノテーションを実装するための技術的な手順を解説します。HTMLメールのコーディング知識が必要になりますが、基本的には決まったフォーマットのコードを追記するだけで実装可能です。

Schema.org (JSON-LD) によるマークアップ

アノテーションの実装には、Schema.org という構造化データの規格を使用します。記述方式には「Microdata」と「JSON-LD」の2種類がありますが、GoogleはJSON-LDを強く推奨しています。JSON-LDはコードがひとかたまりのブロックとして記述できるため、HTML本文の構造を汚さず、管理や修正が容易だからです。

実装場所は、HTMLメールの <head> タグ内、または <body> タグの直後です。ここに <script type="application/ld+json"> タグを追加し、その中にアノテーション情報を記述します。

具体的なコードサンプル(コピペ用)

以下に、そのまま使える基本的なコードサンプルを用意しました。値を書き換えてご使用ください。

Discount Offer(割引クーポン)のコード例

最も利用頻度が高い、割引コードと期限を表示するパターンです。

<script type="application/ld+json">
[{
  "@context": "http://schema.org/",
  "@type": "DiscountOffer",
  "description": "全品20%OFFクーポン配布中",
  "discountCode": "SAVE2025",
  "availabilityStarts": "2025-02-20T09:00:00+09:00",
  "availabilityEnds": "2025-02-28T23:59:59+09:00"
},
{
  "@context": "http://schema.org/",
  "@type": "PromotionCard",
  "image": "https://www.example.com/images/sale_banner.jpg"
}]
</script>
  • description: バッジとして表示される短いテキスト(例:「20% OFF」「送料無料」)
  • discountCode: プロモーションコード
  • availabilityStarts / Ends: オファーの開始・終了日時(ISO 8601形式)。正確なタイムゾーン(+09:00など)を指定することが重要です。
  • PromotionCard: プレビュー画像を指定するためのオブジェクトです。

Product Carousel(商品カルーセル)のコード例

複数の商品を並べる場合の記述です。DiscountOffer の代わりに記述します。

<script type="application/ld+json">
[{
  "@context": "http://schema.org/",
  "@type": "PromotionCard",
  "image": [
    "https://www.example.com/images/product1.jpg",
    "https://www.example.com/images/product2.jpg",
    "https://www.example.com/images/product3.jpg",
    "https://www.example.com/images/product4.jpg"
  ]
}]
</script>

配列([])の中に画像URLを列挙するだけで、自動的にカルーセル表示になります。

アノテーション画像の必須スペックとアスペクト比

アノテーションに使用する画像には厳格なルールがあります。コードが正しくても、これを守らないと画像が表示されないため、注意が必要です。

ロゴ画像

ロゴに求められる条件はシンプルですが、どれも必須です。URLは必ず https:// から始まること、形式はPNGまたはJPEG、そしてアスペクト比は正確に1:1(正方形)であることが条件です。この3点がひとつでも外れると、ロゴが表示されません。

プロモーション画像(バナー・商品画像)

プロモーション画像は用途に応じて、推奨されるアスペクト比が異なります。

用途アスペクト比
横長バナーなど1.91:1
商品画像など4:5
正方形1:1

多くのデバイスでは画像の中央部分のみが表示され、端はトリミングされます。そのため、テキストやロゴなど重要な要素は必ず中央に配置しましょう。

また、文字を入れすぎると視認性が大きく落ちます。写真メインのシンプルな構成が推奨されます。

画像の使い回しはNG

同じ画像を複数のメールで繰り返し使用すると、スパム判定や品質低下の原因になります。メールごとにユニークな画像を用意することが基本です。

表示させるための「厳しい」必須条件と審査

「コードを書いたのに表示されない」アノテーション導入で最も多いトラブルがこれです。実は、コードを書いただけでは画像付きのアノテーションは表示されません。Googleによる許可(Allowlisting)が必要です。

Googleへの許可リスト(Allowlist)登録申請

特に画像やロゴを表示させるためには、Googleに対して「このドメインでアノテーションを使いたい」という申請を行い、承認される必要があります。

(※テキストのみのバッジ表示などは申請なしで表示されることもありますが、確実性を高めるには申請が推奨されます)

  • 申請: p-Promo-Outreach@google.com などの窓口へメールで連絡します。
  • 必要情報: 送信元ドメイン、サンプルメールのアドレス、ブランドロゴ、利用目的などを提出します。
  • 審査期間: 通常は1〜2週間程度かかります。

申請方法の詳細は後述します。

ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)の完備

アノテーションは「信頼できる送信者」のための機能です。送信ドメイン認証が完璧に行われていることが前提条件となります。

  • SPF: 必須。
  • DKIM: 必須。
  • DMARC: 必須。

DMARCのポリシーは p=quarantine(隔離)または p=reject(拒否)にしておくことが強く推奨されます。p=none の状態では、審査に通らない、または表示確率が著しく下がる可能性があります。

送信者レピュテーション(信頼性)の維持

技術的な認証だけでなく、「メール送信者としての評判(Reputation)」も審査対象です。

  • スパム報告率: Google Postmaster Tools で確認できる迷惑メール報告率が、恒常的に 0.1%未満 であること。
  • 送信ボリューム: 新規取得したばかりのドメインや、送信数が極端に少ないドメインでは表示されません。一定期間(数週間〜数ヶ月)、安定して大量のメール(1日あたり数百〜数千通以上が目安)を送信し続けている実績が必要です。

まず、最新の申請フォームや手続きを確認しておきます。最新情報が取れました。ブログ向けにわかりやすくまとめます。

GoogleへのAllowlist(許可リスト)登録申請

アノテーションを本格的に使いたいなら、Googleへの申請は避けて通れません。特に画像やロゴを表示させるには、Googleに「このドメインを許可してほしい」とリクエストし、承認される必要があります。

申請の流れ

申請は以下1~3の流れで進めましょう・

1, 申請前に準備するもの

送信前に以下が整っていることを確認しましょう。SPF・DKIM・DMARCの3つの認証設定はとくに重要で、未設定だと申請が通りにくくなります。

  • 送信ドメイン(メインドメイン・サブドメインすべて)
  • ランディングページのURL(自社サイトのトップなどでOK)
  • ブランドロゴ画像
  • SPF・DKIM・DMARCが設定済みであること

2,メールを送信する

以下のアドレスに申請メールを送ります。

p-Promo-Outreach@google.com

英語での文面が必要です。以下はそのまま使えるテンプレートです。

Dear Gmail Team,

I am [名前] from [会社名].
We would like to have our domains added to the allowed list 
for Gmail Promotions Tab annotations.

Company Name: [会社名]
Landing page (Website): [会社URL]
Main Domain: [メインドメイン]
Subdomain: [サブドメイン]

All domains are fully authenticated with SPF, DKIM, and DMARC.

Purpose of Annotations:
We aim to enhance our subscribers' experience by displaying 
promotions, deals, and key campaign information directly in 
their Gmail inbox.

Best regards,
[名前]

3,審査を待つ

審査には通常7〜10営業日、それ以上かかる場合もあります。実際に申請した事例では中9営業日で承認が届いたケースも報告されています。承認されると、以下のような返信が届きます。

“Your domains have been added to our allowlist.”

この一文が届けば申請完了です。

注意点

承認はGoogleの裁量で決まります。申請したからといって必ず通るわけではなく、ブランドの送信実績や認証状況、スパム率なども総合的に判断されます。キャンペーン開始日から逆算して、余裕を持って2〜3週間前には申請しておくことをおすすめします。

うまく表示されない時のトラブルシューティング

すべての設定を終えても表示されない場合、以下のポイントを確認してください。

テスト送信時の注意点(自分宛てテスト vs 本番)

テスト環境と本番環境では、Gmailの挙動が異なります。

  • Email Markup Tester: Googleが提供している検証ツールです。作成したHTMLを貼り付けるだけで、JSON-LDの構文エラーがないか確認できます。まずはここで「エラーなし」を確認しましょう。
  • 自分宛ての送信: from(送信元)と to(宛先)が同じメールアドレスの場合、許可リスト未登録でもアノテーションが表示される場合があります。まずはこの方法でコードが正しいか確認してください。
  • 開発者設定(Developer Settings): Gmailアプリの設定内に隠し機能として存在する「開発者設定」で、「Top Picksを強制表示する」オプションをオンにすることで、強制的にテスト表示を確認できる場合があります(※アプリのバージョンにより異なります)。

よくある不具合の原因

  • 有効期限切れ: availabilityEnds が過去の日付になっていると、そのアノテーションは表示されません。タイムゾーン(+09:00)の設定ミスにも注意してください。
  • 画像URLのプロトコル: 画像URLが http:// になっていませんか? 必ず https:// である必要があります。
  • 画像のリンク切れ: 指定したURLにアクセスできない、または表示に時間がかかりすぎると無視されます。
  • JSONの構文エラー: カンマの抜けや余分なカッコなど、些細なミスで全体のパースに失敗します。

Gmail側のアルゴリズム(機械学習)の影響

これを理解しておくことが最も重要です。「すべての条件を満たしていても、100%表示されるわけではない」これがGmailアノテーションの仕様です。

Gmailは機械学習アルゴリズムを用いて、「このユーザーにとって、このメールはTop Picksに表示する価値があるか?」を毎回判定しています。普段からあなたのメールを開封し、クリックしているユーザーには表示されやすいですが、全く反応しないユーザーには表示されにくくなります。「表示されない=設定ミス」とは限らず、「ユーザーとのエンゲージメント不足」が原因である場合も多いのです。

メール配信システムの活用

ここまで解説した通り、Gmailアノテーションの実装には、JSON-LDの記述、画像スペックの調整、そして申請やDMARC対応といった多くのハードルがあります。特にエンジニアがいないマーケティングチームにとって、HTMLメールのソースコードを毎回編集するのは大きなリスクと手間を伴います。

メール配信システムを使うメリット

メール配信システムを使うと様々なメリットがあります。以下は例です。

  • 技術的ミスの防止: アノテーション用のコード記述をサポートしてくれたり、テンプレートで管理できたりするため、構文エラーを防げます。
  • 基盤の信頼性: システム側でSPF/DKIMの設定が整備されており、DMARC導入のハードルも下がります。
  • 配信実績の積み上げ: 高品質な配信サーバーを利用することで、送信者レピュテーションを維持しやすくなります。

もちろん利用するシステムによって異なりますが、メール送信の実績があり信頼できるシステムを選ぶことがポイントです。

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  • 柔軟なシステム連携: 開発中のウェブサービスやアプリからの通知メールに、JSON-LDなどの構造化データを組み込んだHTMLメールを簡単に送信できます。
  • 確実な到達ログ管理: 送信したメールの配信ステータスを詳細に確認でき、アノテーションが表示されない等の問題が発生した際の配送状況確認もスムーズです。
  • VMC/DMARCの技術サポート: アノテーション表示の必須条件となるDMARCやSPF/DKIMの設定について、エンジニア目線の手厚いサポートが受けられます。

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  • 安心のサポート体制: DMARCの設定や配信品質に関する相談も、電話やチャットで専門スタッフに直接確認できる環境が整っています。

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FAQ

Q:Gmailアノテーションを表示させるために費用はかかりますか?
A:基本的な機能の利用自体は無料ですが、画像付きプレミアム表示(VMC/BIMI対応)を行う場合は、将来的に証明書の取得費用が発生する可能性があります。
Q:JSON-LDのコードはメールのどこに記述すれば良いですか?
A:HTMLメールの <head> タグ内、または <body> タグの直後 に記述することをGoogleは推奨しています。
Q:許可リスト(Allowlist)への登録は必須ですか?
A:画像付きのリッチな表示を確実に行うためには、Googleへの申請と承認が事実上必須となっています。未登録だとテキストバッジのみの表示に制限されることがあります。
Q:独自ドメインであれば誰でも利用できますか?
A:はい、ただしSPF/DKIM/DMARCの設定が完備されていることと、送信者レピュテーション(信頼性)が十分に高いことが条件となります。
Q:デスクトップ版のGmailでも表示されますか?
A:いいえ、2025年現在、アノテーションのリッチなプレビュー機能は主に AndroidおよびiOSのGmailアプリ(モバイル版)限定の機能 となっています。

まとめ

Gmailアノテーションは、件名だけの戦いに終止符を打ち、ビジュアルと情報量でユーザーを惹きつける強力な武器です。「クーポンが見える」「期限がわかる」というユーザー体験の向上は、結果として開封率やコンバージョン率の向上という形で送信者にも還元されます。

しかし、その恩恵を受けるためには、ドメイン認証の強化や許可リストへの登録、そして正確なコード実装といった「信頼の積み重ね」が不可欠です。これはGoogleが「本当に価値のあるメールだけをユーザーに届けたい」と考えているからに他なりません。

まずは自社のメール環境がDMARCに対応しているかを確認し、Schema.orgの記述をテストすることから始めてみませんか。信頼できるパートナーとして最適な配信システムを選び、技術的な足場を固めることが、受信トレイでの「一等地」を獲得する最短ルートになるはずです。

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森神 佑希
この記事の執筆者

株式会社ラクスライトクラウド Webマーケティングリーダー
森神 佑希

顧客導入社数シェアNo.1のメール配信システム「blastmail」・「blastengine」のWebマーケティング担当。2年以上メルマガ配信の実務を行っており、先頭に立ってPDCAを回してきた。メルマガのノウハウは日本最高クラスと言っても過言ではない。

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