API連携ができるメール配信システム12選!おすすめサービスの比較や選ぶポイントを紹介

2024年3月8日

メール配信は、現代のマーケティング戦略において欠かせない要素の一つです。また、自動返信のトランザクションメールやメールの一斉配信にはメール配信システムが欠かせません。

メール配信システムを活用すると、メール送信の自動化やシステム連携ができるため、生産性の向上が期待できます。このメール配信システムに別のシステムを連携させたい場合、API連携が可能なメール送信システムを選んで導入する必要があります。

この記事では、メール配信におけるAPIの効果や活用例、API連携機能をもつメール配信システムの選び方について詳しく解説します。

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目次

メール配信システム×API連携

API連携が可能なメール配信システムは、業務の効率化に大きく役立ちます。具体的には、顧客情報やEC決済後のメール返信の自動化だけでなく、到達率の高い大量のメール配信などが可能です。

一方で、API連携が可能なメール配信システムは数多く存在するため、各サービスの違いや特徴を理解した上で利用する必要があります。まずは、APIの概要とメリットを見ていきましょう。

API連携とは

API連携とは、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を使用して、異なるソフトウェアやサービス間でデータを交換し、機能を共有することです。これにより、自動化や効率化、さらには新たな機能の実現が可能になります。例えば、メール配信システムがCRMシステムとAPI連携することで、顧客データを直接メール配信に活用できます。

例えば、企業の規模が大きくなった際、あとから新しく使いたい機能がでてくるケースもあるでしょう。システムを乗り換えたくない場合、API連携でソフトウェア同士をつなげれば簡単に機能を追加できるのです。

また、API連携でシステムを自動化すれば、業務を効率的に行えます。数多くのメリットを得られるAPI連携について、次の項でさらに詳しく見ていきましょう。

API連携可能なメール配信システムとは

API連携可能なメール配信システムは、外部のシステムやアプリケーションとデータを自動でやり取りできる機能を持ったメール配信サービスです。

APIは、異なるソフトウェア間で情報交換や機能の実行を可能にする仕組み。これにより、顧客管理システム(CRM)やウェブサイト、Eコマースプラットフォームなどと連携し、顧客データをリアルタイムや一定のタイミングなどで同期させることができます。

おすすめのメールリレーサービス3選

今回は、特に推奨したいメールリレーサービスをピックアップしてご紹介いたします。

メールリレーサービスの選定に際しての詳細な機能解説や、導入する上での重要ポイントに関しては、この記事の後半部分で詳しく取り上げています。ここで取り上げるメールリレーサービスは、その性能やコストパフォーマンスの優れた点、さらにはユーザーからの高評価により特におすすめできる3つのサービスです。

ブラストエンジン 

ブラストエンジンのキャッチ画像

提供: 株式会社ラクスライトクラウド

ブラストエンジンは株式会社ラクスライトクラウドが提供する、API連携とSMTPリレーに特化したメールリレーサービスです。

このシステムは、メール配信の高速処理、ISPからのレピュテーション維持、キャリアブロックの回避など、メール配信における様々な技術的ハードルに対応するために設計されています 。

主な特徴と機能は以下の通り。

  • API連携とSMTPリレー:
    自社の基幹システムやクラウドサービスとの連携が可能で、トランザクションメールの自動化や一斉メール配信などを行うことができます 。
  • 日本国内への高い到達率と配信速度
    導入社数22,000社、13年連続顧客導入数No.1の姉妹製品blastmailの技術力で構築した配信基盤で、各メールプロバイダ、国内携帯キャリアドメインへの最適化と大規模ネットワークを経由してメール配信を行い、日本国内への圧倒的な到達率を実現しています。
  • 安心のセキュリティ体制:
    24時間365日の監視体制と、SPF/DKIM/DMARCなどのメール送信認証に対応しています。
  • 充実のサポート
    豊富なメール配信ノウハウを持つ専任スタッフが電話とメールでサポートを提供し、海外サービスにありがちな「問い合わせができない」という心配がありません 。

ブラストエンジンは業界最安値クラスの料金で提供されており、月額3,000円から利用可能です。料金プランは使用量に応じて課金され、配信数が多くなるほど一通あたりの料金が安くなる設定です 。

メールアドレスの入力のみで無料トライアルが可能ですので、まずは気軽にお試しください。

ベアメール

ベアメールのキャッチ画像

 提供: 株式会社リンク

 ベアメールは、メールの高速配信と到達率の改善を目指すメールリレーサービスです。また、メールの健全性を診断する迷惑メールスコアリングも提供しており、これらのサービスを組み合わせることで、メール配信の運用手間を削減し、到達率の向上を図ることができます 。

主な特徴と機能は以下の通り。

  • 高速配信と到達率の改善をサポート
    顧客へのメール配信速度を最適化し、ISPのフィルタリングによるブロックを回避する技術を用いて到達率を高めます。
  • レピュテーション管理不要
    クラウドベースのインフラを使用することで、個々の利用者が自らの送信IPのレピュテーションを管理する必要がなくなります。
  • 迷惑メール誤判定リスク診断
    送信予定のメール内容を事前に分析し、迷惑メールと誤判定されるリスクを診断、改善策を提案します。

ベアメールではメール配信のためのリレーサービスと、送信されるメールの迷惑メールフィルター通過率を向上させるためのスコアリングサービスを組み合わせています。

ベアメールの詳細はこちら >

SendGrid

SendGridのキャッチ画像

提供: Twilio Inc.

SendGridはTwilio Inc.によって提供される、信頼性とスケーラビリティに優れたメール配信サービスです。2009年に設立され、2019年にTwilioに買収されて以来、企業や開発者が容易に大量のメール配信を行えるよう支援しています。

主な特徴と機能は以下の通り。

  • 豊富な機能
    SendGridは、メールマーケティング、自動化、サインアップフォーム、メールテストなど、多岐にわたるメールニーズに対応するためのツールを提供します。
  • 信頼性の高い配信性能
    大規模なメール配信でも、優れた到達率を誇ります。SMTPサービス、メールバリデーション、配信性の洞察など、信頼性の高いメール配信を実現するための機能が備わっています。
  • 開発者向けの柔軟性
    ダイナミックテンプレート、詳細なメールインフラ、5分で完了する簡単な統合プロセスを提供し、開発者が簡単に利用できるようになっています。

SendGridはダッシュボードが英語のみであることや、配信ログの保存期間が7日間と短いことなどのデメリットがあります。とはいえ、世界中で使われているサービスなので安心して利用することができるでしょう。

SendGridの詳細はこちら >

API連携可能なメール配信システムのメリット

メール配信システムに別のシステムをAPIで連携するとさまざまなメリットがありますが、ここではメリットの例を紹介します。

顧客情報を自動で追加できる

メーリングリストでメルマガ受信者の氏名やメールアドレスを自社管理している場合、登録するためには手作業で新規登録者の情報を記入しなければなりません。

一方、APIとメール配信システムを連携させれば、メーリングリストに記載されている顧客情報を自動的に共有できたりします。企業や担当者の業務に関する負担軽減に寄与します。

また、定期的にキャンペーン情報を配信している企業は、配信停止希望の更新も自動化可能なため、担当者の負担が軽減するでしょう。API連携をすれば、企業内での業務負担も大幅に削減できるのです。

自動返信ができる

例えばECサイトを運営している場合、決済後のメール配信やキャンペーンに関する問い合わせの返信が必要になります。大量の問い合わせが届いた場合、担当者だけの力で迅速に対応するのは不可能でしょう。

このような場合に、ECシステムとメール配信システムをAPIで連携させれば、自動返信が可能になります。自動返信の機能を利用すれば顧客に対して迅速に対応できるため、顧客の満足度につながります。

メール作成時に顧客情報を自動で流し込める

メーリングリストを自社で管理している場合は、新規顧客情報を追加するために担当者が手作業で打ち込む必要がありました。

APIとメール配信システムを連携させていれば、自動的に顧客情報の入力が完了するため、送信する際に必要な工程を減らせます。 

メール内容の改善ができる

企業がどんなに魅力的な内容のメールを送信していたとしても、顧客に届かなければマーケティング効果は一切ありません。そのため、メールの到着率は常に高く維持する必要がありました。

システムにもよりますが、APIとメール配信システムの連携をしていれば、顧客がURLをクリックした回数や受注件数などの情報が所得可能です。取得情報を基に顧客分析ができれば、ターゲット像の明確化やメール送信および内容を効果的に改善できます。

API連携可能なメール配信システムの選び方・比較ポイント

APIと連携可能なメール配信システムの種類は豊富なため、どのポイントを重要視するかを明確にしたうえで選択することが重要です。

ここでは、メール配信システムの選び方について詳しく紹介します。

既存システムと連携可能か

自社内で使用しているシステムが検討しているメール配信システムとAPI連携できるか、事前に確認しましょう。開発担当者やエンジニア、実務を担当する外注先等に確認するとよいでしょう。

なぜなら、API連携が困難な場合は開発に多くの時間を要するからです。膨大な時間がかかってしまえば伸びた期間に応じて人件費は高くなり、結果的に費用が高額になります。

API連携は簡単か

API連携が簡単にできるメール配信システムであれば、迅速に導入および運用が可能です。

無駄な費用や時間をかけたくない場合、自社内で使用しているシステムと検討中のメール配信システムのAPI連携が簡単なものを選択するとよいでしょう。

 また、ブラストエンジンのようにAPIドキュメントを公開しているシステムであれば、問い合わせの回数も少なく自社のペースで開発を進めることができるためおすすめです。

メール配信システムとして操作しやすいか

担当者がメール配信システムを使いこなせなければ、大きなマーケティング効果は得られません。そのため、事前にメール配信システムの機能を確認し、操作性について詳しく理解しておく必要があります。

簡単に操作できるメール配信システムの場合、専門的な技術や知識を保持した人材が必要ないため人件費や時間のコストを削減できます。

また、メール配信システムごとに幅広い配信サービスを提供しており、配信数に合わせた環境および自社配信に最適な環境を構築することが可能です。APIを活用すれば、メール配信システムの開発工数は大幅に減少します。開発工数が少なくなれば複雑な業務が減り、簡単な操作でメール配信システムを使用できるでしょう。

必要な機能が揃っているか

メール配信システムごとに実装されている機能は異なります。そのため、低価格で気軽に利用できたとしても、結果的に必要な機能が足りず、役に立たない場合があるでしょう。

企業にとって欲しい機能がないメール配信システムを選択してしまうと、無駄な時間と業務が発生するだけになります。事前に無料のトライアルを試すなどをして、メール配信システムとしての機能が充実しているものを選び、効果的なマーケティングを実施しましょう。

メール配信システムに必要となる主な機能を以下にまとめました。

  •  メール配信
  • 送信ドメイン認証
  • 自社システムとの連携
  • 外部ツールとの連携
  • 配信結果の追跡および分析
  • エラーリストの情報確認
  • HTMLメール作成の支援
  • セキュリティ対策

数多くの機能があるため、導入を検討しているメール配信システムに希望する機能が実装されているか確認しておきましょう。

どの程度の効果が見込めるか

メール配信システムはクラウドでサービス提供するため、月額や年単位で契約し料金を支払います。ゼロから開発するオンプレミスに比べ、手軽かつ低価格で利用ができ、企業への負担も大幅に軽減されるでしょう。

また、アップデート頻度の高さや収集データの分析で、ユーザーのニーズを迅速に反映したシステムを構築できます。

顧客の要望を反映させたサービスを提供すれば、顧客満足度やリピート率が高まるため、大きなマーケティング効果を得られるでしょう。

このように、導入することでどのくらい負担が減るのか、もしくは効果を獲得できるのかで選ぶこともポイントの一つです。

十分なサポート体制が用意されているか

実際にメール開発システムを運用してから不明点に気づくこともあります。自社に専門知識を保有した人材がいない場合、メール配信システムが提供するサポート内容が重要になります。

導入時の手厚いサポートや基本的な操作方法および資料は充実しているか日本語での電話サポートがあるかなど、事前に確認する必要があります。また、カスタマーサポートによるメールや電話、対面での問い合わせに対応しているかどうかも重要です。

セキュリティ対策は十分か

情報が漏れてしまったことが原因で、企業価値や信頼度が下がる危険性があります。顧客の信頼を得るためには、顧客情報が漏れないようセキュリティ対策は万全にしなければなりません。

しかし、メール配信システムのセキュリティ対応に関する内容はそれぞれ異なるため、事前に把握しておきましょう。

実際に搭載されているセキュリティ機能の例は以下の通りです。

  • プライバシーマークなどの第三者機関による認証
  • 大手データセンターのラック使用
  • 管理画面をSSLでデータ暗号化
  • 利用環境の制限システム
  • 操作ログの閲覧および監視

また、メール配信システムにおける導入実績の豊富さも重要です。継続利用率の高いメール配信システムは、信頼度も高い傾向にあるでしょう。例えば、官公庁や多くの企業で利用されているメール配信システムは多くの信頼を獲得しているといえます。

コストはどのくらいかかるか

メール配信システムは、何を選ぶかによって維持費が大きく異なります。事前に設定した予算をもとに、導入後のシミュレーションを行いましょう。

例えば、多くのメリットを得られるメール配信システムを導入したとしても、大幅に予算を上回る運用費がかかってしまうと、費用面で損害がでてしまいます。企業の予算と運用費がマッチングしたメール配信システムを確実に選択しましょう。

API連携可能なメール配信システム比較12選

記事上部ではおすすめのメールリレーサービスを3つご紹介しました。ここでは、その3サービスを含む12サービスを改めてご紹介します。

ブラストエンジン

ブラストエンジンのキャッチ画像
提供会社株式会社ラクスライトクラウド
初期費用0円
月額料金3,000円〜(10,000通)
サポート電話・メール

ブラストエンジンは、SMTPリレーサーバーを使用して、簡単に大量のメールを高速配信することが可能です。さらに、メールサーバーを必要とせず、API経由でメールを送信する仕組みも提供しています。

ブラストエンジンは、サーバーの運用やメンテナンスを行っているため、常に高いIPレピュテーションを維持しながら、安全にメールを送ることができます

以下のような課題がある場合は、ブラストエンジンの利用を検討してみることをおすすめします。

  • 自社のIPアドレスやドメインがブラックリストに登録されていて、メールが届かない場合
  • 国内キャリアにメールが届かず、対応方法がわからない場合
  • 自社でメールサーバーを管理・運用したくない場合

また、ブラストエンジンは各メールプロバイダーや携帯キャリアのドメインに最適化されており、大規模なネットワークを経由してメール配信を行うことで、日本国内での到達率を圧倒的に高めています。

利用料金は月額3,000円からとコストパフォーマンスにも優れており、メールだけでなく、日本語での電話サポートにも対応しています。

詳細情報や料金プランについては、ブラストエンジンの公式サイトからご確認ください。

公式サイト:https://blastengine.jp/

ベアメール

ベアメールのキャッチ画像
提供会社株式会社リンク
初期費用50,000円
月額料金5,000円〜(10,000通)
サポート電話・メール

ベアメールは、株式会社リンクが提供するメールリレーサービスです。このサービスは、メールの高速配信と到達率の改善を目指し、迷惑メールスコアリング機能も提供しています。

ユーザーは、クラウド型リレーサーバを利用することで、自身の送信IPのレピュテーション管理を気にする必要がなく、メール配信プロセスの簡略化と効率化を図ることができます。

詳細については、ベアメールの公式サイトからご確認ください。

公式サイト:https://baremail.jp/

SendGrid 

SendGridのキャッチ画像
提供会社Twilio Inc.
初期費用無料
月額料金2,300円〜(40,000通)
サポートメールのみ

SendGridはTwilio Inc.が提供するクラウドベースのメール配信サービスで、マーケティングメールやトランザクションメールの信頼性の高い配信を可能にします。

APIやSMTP経由での統合、詳細な分析機能を備え、高い配信率を実現します。カスタムメールテンプレート、セグメンテーション、パーソナライゼーションを支援し、効果的なオーディエンスエンゲージメントを促進します。

詳細情報は、SendGridの公式サイトからご確認ください。

公式サイト:https://sendgrid.kke.co.jp/

ブラストメール(blastmail)

提供会社株式会社ラクスライトクラウド
初期費用10,000円(1年契約で半額)
月額料金4,000円〜
サポート電話・メール・サポートサイト

ブラストメール(blastmail)は、契約社数22,000社を超え、13年連続で契約社数No.1を誇るメール配信システムです。簡単な操作で大量のメールを一斉に配信することが可能で、初心者から大企業まで幅広く対応しています

このメール配信システムの特徴は、使いやすさとコストパフォーマンスの高さです。さまざまな業種や官公庁でも利用されており、定番のメール配信システムとして広く知られています。

迷惑メール対策機能はもちろん、セグメント配信や効果測定、HTMLメールエディタなど、基本的な機能がすべて揃っています。最も安いプランでも、月額4,000円以下で導入することができます。

シンプルで安価なため、初めてメール配信システムを利用してみたい方にもおすすめです。無料トライアルも用意されているので、まずは試してみることをお勧めします。

公式サイト:https://blastmail.jp/

配配メール

配配メールは、株式会社ラクスが提供するメール配信サービスです。費用対効果が高いメールマーケティングサービスとして導入10,000社以上の実績があります。

API連携はもちろん、来訪通知やシナリオメールなど営業活動に有効な機能を提供し、メールマーケティング活動をサポートします。操作は簡単で、HTMLメール作成、配信結果の視覚化、迷惑メール対策などの機能が備わっています。

詳細や最新の機能、料金プランについては、配配メールの公式サイトをご覧ください。

公式サイト:https://www.hai2mail.jp/

Customers Mail Cloud

Customers Mail Cloudは、クラウドベースのメール配信サービスであり、SMTPおよびHTTP-APIを通じたウェブサービスとのシームレスな連携を実現します。

このサービスは、開発者が利用できる多様なAPIを提供し、即時性が求められる商品購入確認メールや予約確認メール、大量の結果通知メールなど、ユーザーに向けた重要な通知メールを確実に配信することができます。

詳細や最新の機能、料金プランについては、Customers Mail Cloudの公式サイトをご覧ください。

公式サイト:https://smtps.jp/

WEBCAS e-mail 

WEBCAS e-mailは株式会社WOW WORLDが提供するメール配信システムで、大手企業や官公庁にも導入されている信頼性の高いサービスです。

20年以上の実績を持ち、毎時1,000万通以上のメールを高速に配信できる能力があります。使いやすさと充実したサポート体制も特徴で、既存のデータベースや外部システムとの連携が容易です。

詳細や最新の機能については、WEBCAS e-mailの公式サイトからご確認ください。

公式サイト:https://www.webcas.jp/email/

アララ メッセージ

「アララ メッセージ」は高速配信と高い到達率を特徴とするメール配信システムです。毎時100万通のメール処理能力と自動チューニングにより、効率的な配信を実現。

豊富なAPIでシステム連携をサポートし、シンプルな管理画面でHTMLメール作成が容易です。150種類以上のテンプレートを提供、初心者でも簡単に利用開始できます。料金は月額9,500円からで、メールマーケティングの遅延や不達を改善します。

詳細や最新の機能については、アララ メッセージの公式サイトからご確認ください。

公式サイト:https://am.arara.com/

Cuenote SR-S

「Cuenote SR-S」は、時速340万件という高速配信スピードを誇るメール配信サービスです。メール作成から配信までをサポートする多様な追加機能も魅力の一つであり、ユーザーにとって幅広いニーズに応えるサービスとなっています。

ただし、他サービスと比較して料金がやや高めに設けられており、コストパフォーマンスを検討することが推奨されます。大規模なメール配信ニーズを持つ企業において、検討すべきオプションの一つです。

詳細や最新の機能、料金プランについては、Customers Mail Cloudの公式サイトをご覧ください。

公式サイト:https://www.cuenote.jp/sr-s/

Benchmark Email

Benchmark Emailは、初心者でも簡単におしゃれなHTMLメールを作成・配信・効果測定ができるメール配信サービスです。

500種類以上のメールデザインテンプレートを提供し、レスポンシブデザイン対応で、デバイスに合わせた最適表示を実現します。ステップメール機能でメール配信業務の効率化できるのも特徴のひとつです。

また、海外製品であるものの日本語でのサービス提供があります。無料トライアル版では、月3,500通までのメール配信やリアルタイムレポート機能を試せます​​。詳細はこちらからご確認ください。

詳細や最新の機能、料金プランについては、Benchmark Emailの公式サイトをご覧ください。

公式サイト:https://www.benchmarkemail.com/jp/

Mail Publisher Smart Edition

Mail Publisher Smart Editionは、エンバーポイント株式会社が提供するファイルベースの高性能メール配信システムです。

シンプルで高い操作性を持ち、システム間連携が容易なため、高品質かつ高機能なメールマーケティング環境を構築できます。20年以上に渡るメール配信のノウハウが反映されており、「高速」かつ「高い到達性」のメール配信が可能です

システム間連携を行いやすく、さまざまなツールを組み合わせることにより高品質かつ高機能な本格的メールマーケティング環境を容易に構築できます。

詳細や最新の機能、料金プランについては、Mail Publisher Smart Editionの公式サイトをご覧ください。

公式サイト:https://emberpoint.com/service/mailpublisher/smart-edition/

Synergy! メールAPI

Synergy! メールAPIは、専用の配信サーバを用意することなく、Web APIを呼び出すだけで高品質なメッセージ配信を実現するサービスです。

20年間の運用経験を持つSynergy!の配信基盤を利用しており、高いパフォーマンスと品質を提供します。機能には、安定した到達率、大量・高速配信、簡単な導入、リアルタイム配信、高セキュリティ、配信結果の詳細な分析が含まれます。

詳細や最新の機能、料金プランについては、Synergy! メールAPIの公式サイトをご覧ください。

公式サイト:https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/mailapi/

メール配信システムでのAPI活用例

続いて、実際にAPI連携を行ったメール配信システムの活用事例を紹介します。API連携は企業にどんな効果をもたらしたでしょうか。

LIFUL HOME’S

LIFUL HOME’Sは、不動産および住宅情報サイトである「HOME’S」を中心に展開している事業で、注文住宅に対応したポータブルサイトを運営しています。

注文住宅を検討中の方に向けて、工務店やハウスメーカーを公式HP内で紹介しており、メール配信システム導入による顧客満足度アップを狙っていました。工務店やハウスメーカーへ提供していた顧客管理機能をAPI連携させた結果、充実したサポートの提供が実現しています。

参考:https://blastmail.jp/case/case12.html

BOKUBLOCK INC.

BOKUBLOCK INC.はECサイトの構築および運営を行っている事業です。また、ECサイト運営企業に対して、サイト内での行動および閲覧データなどのユーザー情報の提供も同社におけるサービスの一つです。

「提供されたシステムを使用したメール配信をできないか」とクライアントからリクエストが届いたことを機に、API連携が利用できるメール配信システム「ブラストメール」を導入しました。これによりメールの自動返信が可能になり、注文が殺到してしまってもユーザーへのサービスが遅延せず、迅速に対応できるようになったのです。

参考:https://blastmail.jp/case/case11.html

メール配信システムのメリット

導入の検討を進めるにあたり、メール配信システムそのもののメリットについてもおさえておきましょう。

予約および大量の配信が可能である

無料のメールシステムは配信上限が定められているケースが多く、500通ごとに分散するなど企業側で工夫が必要です。また、メール配信でExchangeServer上のOutlookを使用する場合は、予約配信のためにOutlookおよびPCを起動した状態にしておかなければなりません。

その点、メール配信システムの場合は配信規模によって自社の希望に沿った形で利用できるため、上限を気にせず気軽にメール送信ができます。

HTMLメールを手軽にノーコードで作成できる

スマートフォンが普及し、2014年以降は特にHTMLメールによる効果的なメールマガジンの配信が多くなりました。HTMLメールは一般的なウェブのHTMLとは異なるため、手軽にノーコードで作成できます。また、画像や文字を自由にデザインでき、顧客に向けて上質なコンテンツを配信できます。

サーバーやISPに応じた形式でメール配信ができる

サーバーやISPといった、インターネットに接続するサービスのルールに従わなければ顧客へメールは届きません。

メール配信システムでは事前にメール本文の暗号化やドメイン証明、適切なサイズでのメール作成が可能です。送信前に自動でチェックされるため、到達率の向上が期待できます。

顧客の要望に適した形でメール配信できる

マーケティングにおいて、顧客の購入履歴や居住地などを調査する過程は重要視されています。顧客にとって無関心な情報を提供してしまうと、企業に対するイメージは低下してしまうためです。

メール配信システムでは顧客情報である住所や性別、興味関心や行動履歴について分析し、コンテンツごとに配信するため、常に顧客とコンテンツの関連性を意識した配信ができます。

トラブルに関する原因を分析できる

「存在しないアドレス」に向けて送信を続けてしまうと、スパムメールと判定されるリスクが高まります。トラブルを防ぐためにも、メーリングリストをクリーンに保つ必要があるでしょう。一方で、メール配信システムは存在しないアドレスを事前に排除し、別の要因で発生したエラーにも対応します。

効果検証や配信履歴などの情報を蓄積できる

リンクのクリック率や商品購入率、メールマガジンの配信停止率などをデータとして蓄積できます。蓄積されたデータがあれば、メール配信システム機能で情報を分析し可視化することが可能です。そのため、顧客のニーズに対して関連性の高いコンテンツを提供しやすくなります。

まとめ

API連携されたメール配信システムは顧客情報の自動追加やシステム拡張により、効率的に業務に役立ちます。金額プランも幅広く存在するため、企業の業務規模により選択できる点が魅力的です。より効果的にメール配信システムを活用するために、具体的な目的および必要な機能を明確化しましょう。

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